初心者向きの品種
花茎が倒れて起き上がらない
花が咲かない
種まきして開花した花が、元の花と違う

Ｑ：初心者向きのクリスマスローズはありますか？

Ａ：まずは開花苗をおすすめします。

開花期の長さや、色合いの変化をまずはお楽しみ頂きたいので、花付きの苗がおすすめです。
栽培に慣れてきたら、開花に年数のかかる小さい苗や、原種にもチャレンジしてみて下さい。

Ｑ：購入したばかりの苗の花茎が倒れ、元の状態に戻らない

Ａ：環境に馴染んでいない可能性があります。

温室で栽培された苗の場合、温室と外気の気温差に慣れていないせいだと思われます。
気温が低い夜間は屋内に取り込み、日中は屋外に出し、環境に順応させてから屋外で管理をするようにして下さい。
気温が極端に低い日や、夕方以降の水やりはしないで下さい。

Ｑ：開花している苗を買ったのですが、翌年は葉ばかり茂り、一向に花が咲きませんがどうしてでしょうか？

Ａ：原因はいくつか考えられます。

葉にばかり栄養が行き、花芽形成が十分されなかった可能性があります。
葉の養分になる窒素が多い肥料ではなく、窒素：リン：カリの比率が等分の肥料を使って下さい。

開花した花をそのままにしておくと５月頃には種ができますが、その代わり株の体力を消耗させてしまいます。
お花を観賞した後、花色が褪せ始めたら、花茎を地際から５ｃｍくらいの所でカットして下さい。

温室で早く開花させた苗を購入されたかもしれません。翌年以降は本来の開花時期に戻りますので、 ２月中旬くらいまでは様子を見て下さい。

Ｑ：種を収穫して撒いても、元の苗と同じ花は咲かない？

Ａ：完全に同じ花は咲きません。

私たち姉妹兄弟が異なるように、ひとつの鞘から取った種でも、花形や株全体の姿が様々に変わります。
特に交配品種は、過去に様々な交配を重ねた上で１つの品種が生まれるので、異なる花に成り得るのです。
完全に同じ花を増やすには、大きくなった株を分けるか、メリクロン栽培（成長点培養）という方法があります。
弊社の苗は全て実生栽培です。