清楚な佇まいで、幻の原種とも称されるクリスマスローズの原種、チベタヌス。 アジアに唯一自生し、1989年に荻巣樹徳さんが再発見するまでその存在の有無も不明だった希少な存在です。 そのチベタヌスが長野から花郷園にやってきました。 長野の聖高原で採取され、日本の土地で育った日本産の大変貴重なチベタヌスです。成長が緩やかで、通常花が咲くまでに5年~6年かかります。
長野県聖高原で日本の気候に合うよう育てた株を掘り上げてお届けします。
チベタヌスの達人 出口三郎氏(前 日本チベタヌス協会会長)
聖高原の様子
長野県聖高原で出口氏により日本の気候に合うように育て上げられた株、種から育種された日本産の実生株などを掘り上げてお届け致します。自生地は、中国の四川省、陝西省、甘粛省などの標高1,800~3,500mにあたる高山地帯。湿り気を帯びた谷筋に群生して、雪解けとともに下向きの淡いピンク色の花をつけます。 高山植物の性質を持つため、通常のクリスマスローズとは育て方が異なり、やや気難しいですが、それを補ってあまりある魅力ある花です。