大田区六郷にて創業
花き産業は高級趣向
関東軍御用達の花材の生産や、朝鮮姫百合を輸出
「花郷園(かごうえん)」は東京都府中市に生産農場を構え、クリスマスローズ・ベゴニア等の生産・販売を一貫して行う、大正15年創業の老舗ナーセリーです。
祖父が大田区六郷で花卉栽培を始めたのが始まり。花郷園の由来は六郷の土地名からきております。
父、故 野口一也は、生産者でありながらも常に世界の新しい植物に注目し、ロマン溢れる仕事を続けて参りました。
1960年代は「八重咲きセントポーリア」「エリカ」「コニファー」「シャクナゲ」「ハンカチの木」「ブルースター(オキシぺタラム)」「サラセニア・プルプレア」等を輸入。
1970年代には木立性ベゴニアを世界中より輸入。日本でのベゴニアブームを巻き起こしました。
輸入と並行し、栽培しやすい木立性ベゴニアの交配・作出も行いました。
英国のヘレボルス(クリスマスローズ)に魅せられ、日本のメディアに初披露。
この花で日本中のご婦人方を熱狂させたいと、1998年には日本クリスマスローズ協会を仲間と共に立ち上げ、クリスマスローズの普及に多大なる貢献をしました。
まだまだこれからという時に、父が病により他界。
当時フライトアテンダントであった私からすると、園芸業界は異業種で遠い世界でしたが、父の後を継ぐことを決心。
航空会社で世界中を見聞した20年の経験を活かし、エレガントで上品な花の育種・生産・販売をしております。
植物には自律神経の副交感神経を優位にし、リラックスさせる効果があるといわれています。
ストレスフルな現代社会だからこそ、身近に植物を置き、心身共に豊かな暮らしをすることは欠かせないことと思います。
そのお手伝いが少しでも出来ますよう、皆様に喜んで頂けるようなお花作りをしております。
皆様とのご縁に感謝し、どこかでお目に掛かれます事を楽しみにしております。
花郷園三代目
Flower attendant
1924年(大正15年)
花き産業は高級趣向
関東軍御用達の花材の生産や、朝鮮姫百合を輸出
1943年-1945年
第二次世界大戦の空襲により農場が全焼
現在の府中市で新しい農場を興す
1955年-1965年
切り花用カーネーションの苗を販売
1974年
冬咲きエリカ「クリスマスパレード」を作出
飛ぶように広まり、現在も冬の定番植物として定着しています
1985年
現在も花郷園の主要品種
1994年
世界NO.1 丸弁の君子蘭「ジパング」を作出
1998年
ヘレボルス(クリスマスローズ)が人気沸騰
第1回 クリスマスローズ展を神代植物公園にて開催
2002年
池袋サンシャインシティにて【第1回 クリスマスローズの世界展】を開催
2016年
池袋サンシャインシティでの【クリスマスローズの世界展】15周年を迎える
2016年
当時のヒドコート系には珍しい、明るい色合いを出すことに成功
2019年
クリスマスローズが日本に広まり20年の年月が経ち、今なおクリスマスローズの人気は続く。
会社名:有限会社 花郷園
現在地:〒183-0004 東京都府中市紅葉丘2-22-4
創業:1924年(大正15年)
代表:野口 貴子
事業内容:花卉生産(クリスマスローズ・ベゴニア)
電話番号・fax:042-361-2832