<基本情報>
              ディッキア
              学名:Dyckia
              パイナップル科 ディッキア属
              原産地:南アメリカ
            
          パイナップル科の植物で、ヒトデのような個性的なフォルムが特徴的。
          暑さに強く、水を好む、今注目の多肉植物です。
        
              上から見た姿は太陽のイラストそのもの
            
              冬も落葉せず、枯れることのないカッコ良いフォルム
            

葉はまるでパイナップルの実を落として地面に植えたのかと錯覚するような見た目。
              多肉質で葉の縁をギザギザの棘を伴う鋸歯(きょし)が特徴的。
            
【ディッキアの育て方】
                ディッキアは多肉植物の仲間ですが、多肉植物とは育成が異なり、水が大好きな植物です。
                web上等の情報には水を控えめに育てるようにとのアドバイスが見受けられますが、誤った方法なので注意が必要です。
                
                【冬~春】
                極力室内の暖かい場所に置き、水は控えめに与えます。
                太陽の光線が少ないと葉が徒長するので、日当たりの良い場所で管理してください。
                数年育成し、根が充実した株は、東京より西の太平洋側の地域であれば、屋外の軒下でも越冬が可能です。
                寒い時期は葉の上に水がたまらないように注意して、水は株元に与えてください。
                
                【春~秋(成長期)】
                水をたっぷり与えて日当たりの良い屋外で育成してください。
                水を張った受け皿に置き、腰水で育てられるほど水を好みます。
                強い太陽に当てると鋸歯がとても大きくなり、より鑑賞価値が上がります。
                
                【用土の配合例】
                赤玉3:鹿沼3:培養土4の配合が基本の用土です。
                極端に水はけが良すぎる用土でなければ、用土の種類は選びません。
                肥料分が多く、水持ちの良い用土で育てると株は大きくなりますが、より引き締まった美しい顔つきのディッキアに育てるには、日向土7:赤玉3のような水はけの良い用土の配合がお勧めです。
                
              
