テラリウム栽培

テラリウムとは

Terrariumの「terra」とはラテン語で「大地」「土」を意味し、「rium」とはそれに関する場所、館のことを言います。

いわば、植物の生息するミニチュアな世界と言って良いでしょう。

ベゴニアの中でもとりわけ湿度を好み、光量も少なめでも十分に育成する品種、またさほど大きくならない小型品種など、

テラリウム向き栽培品種もあります。ベゴニアの原種には、これに相応しい品種もあり、葉が繊毛に覆われた品種は湿度を

好むものと考えられます。この小さな温室の様なガラス容器に入れ込めば、温室がなくとも空中湿度を保つことが出来ます。

お庭やベランダがなく、マンション住まいの生活の中でも身近に、清潔にコンパクトに植物を愛でることの出来る

新しいベゴニアのスタイルです。

テラリウム容器

苗の大きさと空間のバランスを見ながら、口が広めのガラスの容器を使用します。金魚鉢でもスタイリッシュなものや、梅酒を漬けるようなお洒落な蓋付きタイプのものなどを選ばれると良いです。

また、最近ではテラリウム用のガラス容器も出回り始めています。

湿度の加減を見ながら、蓋を開閉し調整するので、その口を覆うガラスの蓋も用意します。

また、生長するにつれ、必要に応じて相応しいサイズの容器に移しかえます。

育て方

用土・植え込み

ガラス容器に直接植え込むのではなく、その後の扱いが容易である為、手軽に鉢ごとテラリウム内に入れ込む方法をご紹介致します

 

・ 水質浄化を意図し、容器の底にソフトシリカの「ミリオン」の粒剤を敷きこみます。

 更に水はけを良くする為、パーライト等を広げ、その上に水分を含ませ、軽く搾ったミズゴケを均等に

 並べ広げ全体で3層のベッドを作ります。

 

ここへ、中央に鉢ごと押し込み入れ、周囲をミズゴケの湿度で覆われるようにします。

水遣り

・ テラリウム内は湿度が保たれる為、頻繁は水遣りは不要になりますが、苗の様子を見ながら適宜行います。

 (1ヶ月に1~2回程度)

  テラリウムの底から水が抜ける穴がない為、たっぷり上げるのではなく、根に十分行き渡り、ミズゴケが常に

  しっとり保水するように管理をします。

 

 

施肥

・ 小さな容器内で楽しむ為、成長を促すような肥料のあげ方は基本的に実施しません。

 元気がなくなってきたら、「メネデール」や「万田酵素」などの活性剤を薄く希釈したものを葉面に散布する程度で

 十分です。